なぜ“respect”は「尊敬する」なのに“respectively”は「それぞれ」?語源でわかる意味の違い

①英語

🧩 1. “respect”の語源は「よく見る」「注意を向ける」

“respect”はラテン語の

re-(再び・後ろに)+ specere(見る)
からできた言葉です。
つまり本来は「振り返ってよく見る」「注意を向ける」という意味でした。

この「注意を向ける」という根本イメージが、「人への敬意」や「物事の観点」として発展していきます。

🌱 2. “respect”が持つ2つの方向の意味

意味の方向派生した意味例文
人に注意を向ける敬意を払う → 尊敬するI respect my teacher.(私は先生を尊敬します)
物事に注意を向ける点・事項・観点in this respect(この点において)

つまり「respect=人に注意を向けると尊敬、事に注意を向けると点・面」ということですね。

🔁 3. “respectively”は「各点に注意を向ける」から

“respectively”は「in respect to each(それぞれの点において)」という表現が短くなった形と考えられます。
つまり「それぞれの点に注意を向けて」という意味が転じて「それぞれに」という副詞になりました。

📘 例文:

  • The students and teachers received awards respectively.
     → 学生と教師はそれぞれ賞を受けた。
     (=学生の部と教師の部という“各点”に注意を向けて)

💡 4. まとめ:「respect」から派生した意味の整理

単語基本イメージ現代の意味
respect注意を向ける尊敬する、~に関して
in respect to注意を向けて~に関して
respectively各点に注意を向けてそれぞれに

📖 5. 関連語も同じ語源

  • respectful(敬意を持った)
  • respectable(立派な)
  • irrespective(〜に関係なく)
    これらもすべて「specere=見る」という語源から生まれています。
    英単語は“見る”や“向ける”といった原点イメージを知ると、丸暗記よりずっと理解しやすくなります。

🪶まとめ

“respect”と“respectively”は意味が違っても、ルーツは同じ。
「respect=注意を向ける」という語源を知れば、
「respectively=それぞれの点に注意を向けて」というつながりも自然に見えてきます。
英単語を「語源」で覚えると、英語の世界がどんどん広がります。

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