charge はなぜ意味が多すぎるのか?
英語学習者がよく感じる疑問があります。
- charge = 請求する
- charge = 非難する
- charge = 充電する
さらに
- 刑事責任(criminal charge)
- 担当(be in charge of)
「多すぎて覚えられない」と感じるのは当然です。
しかし charge は偶然意味が増えた単語ではありません。
📚charge の語源
charge はラテン語
carricare(荷を積む)
が語源です。
👉 原義は
重いものを載せる/負荷をかける
ここがすべての意味の出発点です。
charge の中心イメージ
責任・負担・エネルギーなどを「載せる」「背負わせる」
物理的な「荷物」から、
抽象的な「責任・義務・エネルギー」へ意味が広がりました。
① charge = 請求する(会計・ビジネス)
最もよく使われる意味の一つです。
- We charge a fee for this service.
(このサービスには料金を請求します) - The hotel charged me 10,000 yen.
(ホテルに1万円請求された)
👉
料金という金銭的負担を相手に載せる
→ charge(請求する)
② charge = 非難する・告発する(法律)
法律分野で必ず出てくる意味です。
- He was charged with theft.
(彼は窃盗で告発された) - The prosecutor charged him with a crime.
👉
罪や責任をその人に負わせる
→ charge(告発・起訴)
③ charge = 充電する(IT・日常)
一見、最も意味が離れて見える用法です。
- I need to charge my phone.
(スマホを充電する) - The battery is charging.
👉
電気エネルギーという負荷を載せる
→ charge(充電する)
④ in charge of = 担当している
非常に実用性の高い表現です。
- She is in charge of marketing.
(彼女はマーケティング担当です)
👉
仕事・責任を背負っている状態
→ in charge of
charge は分野を超えて同じ軸で使われる
| 分野 | 意味 | 共通点 |
| 会計 | 請求 | 金銭的負担 |
| 法律 | 告発 | 責任・罪 |
| IT | 充電 | エネルギー |
| 仕事 | 担当 | 職務責任 |
👉 すべて
「何かを載せる・背負わせる」
という同一概念です。
日本人が混乱しやすい理由
日本語では
- 請求する
- 非難する
- 充電する
が完全に別の動詞です。
しかし英語は
👉 抽象概念を1語に集約する言語
そのため charge は
意味が多いのではなく、使い道が広い単語なのです。
丸暗記をやめる覚え方
charge はこう覚えてください。
❌ charge = 請求 / 非難 / 充電
⭕ charge = 負荷・責任・エネルギーを載せる
- お金を載せる → 請求
- 罪を載せる → 告発
- 電気を載せる → 充電
まとめ
- charge は語源的に一貫している
- 中心イメージは「負荷・責任を載せる」
- 法律・会計・ITすべてに対応できる実用単語
- 理解すると英語の多義語が怖くなくなる
charge を理解できると、
英語は暗記ゲームではなく構造理解になります。
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