英語の「grow(成長する)」に「out」がついて「outgrow」になると、「成長しすぎる」「~に合わなくなる」という意味になります。では、この「out」には「too(~しすぎる)」の意味があるのでしょうか?
実は、「out」には「外へ」「~を超えて」というコアイメージがあり、結果的に“too”に近いニュアンスを持つことがあります。
🔹「grow」と「outgrow」の違い
- grow:成長する、育つ
例)The child is growing fast.(その子はすくすく育っている) - outgrow:成長して(何かを)超える、合わなくなる
例)He outgrew his clothes.(彼は成長して服が合わなくなった)
She has outgrown her childish behavior.(彼女は子どもっぽい振る舞いをしなくなった)
ここでの「out」は「外へ」「超えて」という意味を加えています。
つまり “grow out of” = grow too big for ~ のようなイメージですね。
🔹「out-」の接頭辞の基本イメージ
英語の接頭辞 out- は「外に」「超えて」「~より優れて」という意味を表します。
そこから、いくつかの典型的なパターンが生まれます。
| パターン | 意味 | 例文 | 意味 |
| outgrow | grow beyond | He outgrew his jacket. | 成長して服が小さくなった |
| outrun | run beyond | She outran her brother. | 兄より速く走った |
| outlive | live beyond | He outlived his friends. | 友人たちより長生きした |
| outshine | shine beyond | Her talent outshines others. | 彼女の才能は他を上回る |
| outsmart | be smarter than | He outsmarted his rival. | 彼はライバルを出し抜いた |
| outnumber | be more numerous than | Our team outnumbers theirs. | 私たちのチームは相手より多い |
| outperform | perform better than | The new model outperforms the old one. | 新モデルは旧モデルより性能が高い |
これらすべてに共通するのが、
👉 「out」= “~を超えて外に出る” というイメージです。
その結果、「~しすぎる」「~よりも優れる」という“too”や“more than”の感覚が生まれるのです。
🔹まとめ:outの感覚をつかめば語彙が一気に広がる!
「out」は単に「外」ではなく、「範囲を超える」「限界を出る」という動的な意味を持ちます。
だからこそ、out-+動詞 の形を理解すると、語彙がぐんと増え、英語の語感が自然に身につきます。
💡まとめポイント
- 「out」は「too」ではなく「~を超えて外に出る」
- 結果的に「too much」や「more than」のニュアンスを持つ
- outgrow, outshine, outperform などは「超える系」動詞
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