はじめに:英語で考えることがなぜ大切なのか
英語を話すとき、「日本語で文を考えてから英語に直す」──多くの学習者が陥るこのステップが、英会話の流れを止めてしまいます。
いわゆる「翻訳脳」から抜け出し、英語を英語のまま理解・発想する「英語脳」をつくることが、流暢な会話への近道です。
「英語脳」とは、英語を見た瞬間に日本語を経由せずに理解できる状態。
たとえば “It’s hot today.” を見て、「今日は暑い」と訳さずに、頭の中で“太陽の下で汗をかく感覚”が浮かぶ――これが英語で考えている状態です。
ステップ1:英語で考えるための第一歩【日常に英語を溶け込ませる】
身の回りの英語化
まずは、身の回りのものに英語のラベルを貼ってみましょう。
desk(机)、window(窓)、mirror(鏡)など、単語を「生活の一部」として認識することが大切です。
見るたびに英語が目に入ることで、脳が“英語で世界を見る”準備を始めます。
英語で独り言を言う
歯磨きをしながら “I’m brushing my teeth.”
料理中に “I’m cutting the onions.”
このように、行動を英語で実況中継することで、脳の中で日本語を挟まずに考える練習ができます。
スマホの言語設定を英語に変える
一見小さな変化ですが、日常的に英語を「読む・理解する」機会を強制的に作ることで、自然と英語モードに切り替わります。
ステップ2:翻訳を介さない英語脳トレーニング【実践編】
① 瞬間英作文
日本語を見たらすぐ英語にする「反射神経」の訓練。
たとえば:
- 彼は忙しい → He’s busy.
- 昨日雨が降った → It rained yesterday.
慣れると、頭の中で「日本語文を作る」時間がなくなります。
② 英語で状況を描写する
出勤中に「空が曇っている」→ It’s cloudy today.
電車の中で「人が多い」→ It’s crowded.
これを日常的に行うと、無意識に英語で思考する脳に変わっていきます。
③ 英語ニュースを要約する
英語記事を読んだあと、“In short, the article says…” と要約してみる。
内容を英語で整理する習慣をつけることで、文構成と語彙の両方が自然に強化されます。
④ 寝る前に英語で1日を振り返る
寝る前に短く “Today, I met a friend. We had lunch together.” とつぶやくだけで、
一日の出来事を英語で整理する習慣がつきます。継続すれば思考回路が英語化します。
ステップ3:英語モードを維持するための環境づくり
英語の情報に常に触れる
英語モードを維持するには「英語を浴び続ける」ことが重要です。
おすすめは以下の組み合わせ:
- 🎧 BBC Learning English(時事ニュースで英語脳トレ)
- 🎙 Spotifyの英語ポッドキャスト(耳から自然な表現を吸収)
- 📱 アプリで英語チャット練習(AI相手にリアルな会話練習)
メンタル面でのコツ
英語学習を続けるには“完璧を求めすぎない”ことが大事。
理解度を「%で自己評価」して、成長を実感するようにしましょう。
例:昨日は60%理解、今日は70%理解できた!
この小さな達成感がモチベーションを維持します。
まとめ:英語で考える習慣があなたの英語力を変える
「英語で考える」力は、一夜にして身につくものではありません。
しかし、日常の中で少しずつ英語を使い、考える時間を増やすだけで、確実に英語脳は育ちます。
まずは、
- 英語で独り言を言う
- スマホを英語設定にする
- ニュースを英語で要約する
この3つを今日から始めてみましょう。
継続すれば、あなたの頭は確実に“英語モード”に切り替わります。
コメント